日本の年金制度ほんとうに大丈夫なの?(その3)

日本の年金制度ほんとうに大丈夫なの?(その3)

2021年6月29日

収入 支出
公的年金
(280万円×25年)
7,000万円 生活費
(300万円×25年)
7,500万円
退職金 1,500万円 住宅のリフォーム費用など 500万円
預貯金(65歳まで)   500万円 クルマ・旅行費用など 1,000万円
合計 9,000万円 合計 9,000万円

 
 

「どうしても日本の年金制度は信用できない」「年金なんてもらえるとは思えない」という方は、年金がもらえなくなった場合、どのくらいの老後資金を貯めておいたらいいのか、について考えたことはあるでしょうか?

上表をご覧ください。
標準世帯の年金額は、夫婦二人で280万円(年額)です。65歳から90歳までもらうと仮定すると、合計7,000万円の収入になります。
標準世帯の生活費を夫婦二人で25万円(月額)とすると、65歳から90歳までの生活費は、合計7,500万円となります。

上表のような老後資金計画だと、定年後の収支はトントンになります。
ここで、仮に年金がもらえないと仮定すると、老後資金は7,000万円足りなくなります。

上表のような老後資金計画では、65歳までの預貯金が500万円ですから、年金がもらえないと仮定すると、65歳までの預貯金は7,500万円にしなければならなくなります。

65歳までの預貯金7,500万円は、現実的でしょうか?
もしもこれが現実的でないとしたら、65歳以後も働き続けて、この不足分を確保する必要があります。ということは、年収250万円の仕事を、65歳から95歳まで30年間続ける必要がある、ということです。これは現実的でしょうか?

いずれも現実的ではありません。
こうなったら、国の年金制度を信頼するしかありません。
繰り返しになりますが、公的年金制度は「助け合い」の制度です。
国の年金制度をもっと知って、信頼してみてはいかがでしょうか。

えっ? 年金がもらえなくなったら生活保護があるから大丈夫、などと考えていないでしょうね。
国民の多くが生活保護に頼ったら、こんどは国家財政が破綻しかねません。
国民みんなで共倒れになります。